LAST EXILE 第3話

 アヴァンで前回までのおさらいをやってたから、総集編かと思ってしまった。過去視聴したときにはそんなはずはなかったなんて思ってたのだが、物語が進んで安心。
 ヴァンシップレースの巻だったが、これは見てゝワクワクした。銀ファムでもエリダラーダのヴァンシップレースは自分のお気に入りの回だったのだが、自分はレース好きなんだろうか?。最后一騎討ちになったときのBGMはたしか銀ファムでも耳にしたことがあるが、順番は普通逆だよね。でも銀ファム見る前にラスエグを見るつもりはなかったので、しかたがないと許してもらうしかない。レースの魅力はレシプロ機を思わせる飛行シーン。機動が激しくない飛び方のほうがリアリティというか「らしさ」が出てゝよい。むしろ急機動を欠ける場面ではCGでの動きがぎこちない。アニメ特有のアクロバット描写を見慣れていると物足りなく感じるものだが、むしろこの作品ではなだらかな飛び方のほうが素晴らしい。
 物語的にも今回でようやくそれらしくなった。主人公を男にしたせいで、成長が出世(仕事)を招き寄せるんじゃなくて、仕事(や出会い)が人を成長させるって部分に身が引き締まる。ラルフ・ウェンズディの声アテも秀逸だったし、今回はラヴィの有り様にもストレスを感じなかった。いや@斉藤千和の演技自体は当時いわれてたほど悪くないんだけどねぇ。