撫子、ついに本編で台詞が与えられる。
うーん、貧乏神システムを聞いたら、貧乏神の能力は失っても人間として生きていけるんだったらそれでいゝんじゃね？と思ってしまった。依代は木型のような描写だったから、魂すら失うんだったら市子の行動は正しいと思うんだけどね。
この第13話を見ても、結局のところ裏紅葉はやはり紅葉本体と思うしかなく、橋の上での熊谷との会話を市子がしらなくとも、紅葉の真意は市子に伝わっており、もはや以前のようないがみ合いで対立する必要はなくなってしまっている。となれば、続編云々の話をいくらしても、市子は脱皮してしまったし、物語としては終わってしまっている。というか、原作まだ続いているんだろうか？。こういう結末がアニメオリジナルって感じもしなくも無いが。
今回のキモはどうやら「情けは人のためならず（原意）」らしかった。が、それだけだとヌルいので、他人のことばかり気にして自分を省みないことの愚を説いており、物語が転がっている中、程よく埋め込まれていたように思う。が、キモとはいえ、この物語のミッションである市子の成長は果たされているので、今回を通してみるとダメ押しでしかないように思った。ん〜、さすがに最終回の盛りあがりは堪能させていたゞきましたが。
