シリーズ セカンドシーズン 第15話

 西尾維新って、ローマ字NISIOISINって書くと回文になっていることを今さら発見。
 撫子編、終わったのかまだまだ続くのかよくわからんな。しかし、種明かしも含めて一区切りついた。
 人間であれば誰でも持っていそうな気持ちの操作を具現化させて視聴者に見せていたということらしい。別に昔からこういうことは日常的になされていたことなんだろうけど、こゝまで言語化したということは結構現代的のような気がする。まぁ徹頭徹尾撫子の中で完結していて、他者との関わりが拒絶されているんだけど、そういうのが最后になって明らかになる(いや、もともと撫子のモノローグで話は進んでいるので初めから構造は明かされているんだけど)というのがまたまた面白い。
 次回総集編。その次がこの話の続きから始まるのか、それとも別の物語が始まるのか、いや、暦お兄ちゃんのことを考えると、斃れたまゝ次の話が始まるとも思えないが、なんかこういうヒキが良く出来ているというのか、かなり楽しみ。