貧乏神が! 第9話

 どうでもよくなった頃に撫子に見せ場が!。
 うまくつくっているねぇ。でも今回はお遊び回。艶光路@日野聡が、ゼロ魔と同じポジションで出てたのがツボ。というか、剛狸原@杉田智和の使いどころが贅沢。というかエンディングロールでキャストを見て驚いた。
 うーん、確かに前回までゞ市子の内面や話の構造がある程度明らかになったので、ある意味やることが無くなったような気がするねぇ。あとやることって言ったら、市子が欠落したものを獲得していくということだし、獲得しきったら物語は終わるわけで、だらだら引き延ばすってところかね。イヴェントを起こしてはそこに今まで明らかになったキャラ設定にしたがってエピソードを構成して時間を引き延ばすとかそんなのか?。今回出てきたゲストキャラはレギュラー化しないだろうし、そうなるとそういう根幹に関わらないキャラを登場させて新奇さを演出するぐらいか。前中後期と3つに分けるとすると中期が終わったんだねと。原作の連載が続いているんだったら、ミッションを達成しそうでしないというクライマックスを作り上げてまだまだ物語は続くといった形にするのが無難だけど、ありきたりだしな。
 でもまぁこれだけ出来のいゝ話なんだから、結構波乱な展開が待ち受けているんだろうなと予測。今回のようにギャグだけってのはシリーズ構成上真面目な話の狭間にあるからこそであって、以降人間の内面に切れ込まないギャグだけだともったいないんだよね。