モーレツ宇宙海賊 第11話

 天空の城ラピュタのような発見の仕方だな。破壊の呪文で崩壊するのか?。
 なんかもう王位争いにしか見えないんだが違うの?。でもそう考えるとなんで継承権一位だとか二位だとかの人じゃないんだろというのがあって、グリューエルが王になる動機も見当たらないしよくわかんないな。次回妹との対決があるようだし、この謎が明かされるのを楽しみに待っとけ!といったところか。どっちがいゝんだろうな?、ある程度情報を渡して視聴者にいくつか推測させて正解探しをさせるのと、情報は絞り気味にして思いつかないような展開で視聴者をビックリさせるのと。
 相変わらず嵐系統の環境描写でなんとも。確かに絵的には迫力が出るんだけど、宇宙って基本物質・物体は虚空に浮かぶ一粒の砂のような密度なんで、あれだけ星間物質が空間に充満しているかのようなのはね。それこそリアリティを出そうと思ったら戦闘が邂逅の一瞬で終わる、スターシップオペレーターズのような感じになるんだろうけど、それって瞬間芸にしかならないんだよね。一定の時間緊張感を保つ描写ってのはこうあるべきなんだろうがリアリティをどう考えるか?だよね。
 まぁ笹本ファンとはいえ、原作を読んでいなかったぐらいなので熱烈と言うわけでもないんだけど、エリアルが話題になり、星のダンスの売り上げはきっと今一だったんだろうなと思うと、リアリティ路線は売れないと踏んでミニスカ海賊はこういう感じになったんだろうなと思うと、原作者を責めるのは酷というもの。でも原作売れてるのかな?。全く売れない作品をアニメ化なんてしないだろうし、もっと売れるようにするための販促としてアニメがあるわけで、そこそこの人気だとは思うんだよね。となれば、帰結点は一瞬で、展開はひたすら淡々としていて、そういう流れの中キャラたちのドラマをどう組み込むか?という路線は読者自身が望んでいないってことなんだろうね。まぁエリアルって基本SF設定の漫才だったし。
 茉莉香@小松未可子の演技、大分気に入ってきたよ。前向きな性格ながら、暑苦しいってんじゃなくて、どこか飄々としたような感じのところとか。おそらく原作を読んだらきっと@小松の声で茉莉香の台詞が再生されるハズ。