札幌恵庭自転車道線

 パティスリー(リ・レシェス)巡りが主目的といえばそうなんだが、千歳線廃線跡を自転車用に改造した道路があるとのことで行ってみることにした。目的地はレ・リシェスで、平岡公園の東。国道36号線北広島市方面に進んでいく。札幌ドームが見える。

 札幌ドームは羊が丘公園の端にあるんだが、かまわずどんどん進んでいく。このニトリのある交差点を左折して平岡公園を目指す。

 のだが、曲がって右手にスグ見えてきた平岡南公園を平岡公園と間違って、この付近を無駄にグルグル捜していた。

 コンビニに寄って聞いてみると、里塚だからわかんないだとか、庭作業をしている民家の人に尋ねてみると近くだというのでやはり探し回っていた。厄介なのは下調べのときに青葉平岡通沿いにあるというのを覚えていたゝめに、誤解を生んでいたのだ。結局イオン札幌平岡店の本屋で地図を探して現在位置を特定、で、自分が探していたのは青葉平岡通の南側部分だということに気づいた。北上していけばよいとわかり、結局あっさりと見つかった。本当なら1時間ほどでつくところが、3時間ぐらいだろうか?。とにかくかなり時間のロスをしてたどり着いた。

 さて、あとは自転車道だ。せっかくだから恵庭まで行って全線走ってみるかとも腹案にしていたんだけど、予定の段階で既に自転車道線の途中から札幌端をめざすことにしていたので、気疲れも手伝ってすんなりと帰路につくことに。下調べの段階では、青葉平岡通を北上するとそのうちぶち当たるだろうという、まことにアバウトな見通しであったが、すんなり見つかった。

 あとは道なりなのでまようこともないのだが、自転車道とはいえ、基本は徒歩の散歩コースにもなっている。廃線跡というわりにはアップダウンがあってオヤ?と思ったが、交差点ではアンダーパスになっており、信号がない分ストレスは少なめだ。道は木陰になっており、雰囲気は一般道とは違う。


 自転車道専用の橋までかゝっている。

 ぱっと見は自動車教習所のコースみたいなのだが、よくよく目を凝らすとコース全体も道幅もミニチュアっぽい。なにかと思ったらサイクルパークだそうだ。


 終点付近で一般道と平行して自転車道がはしっているのだが、自転車道のほうは無駄に蛇行している。

 恵庭という名前があるけど、実際には北広島までしか通っておらず、また札幌側もまだ全線開通ではないらしい。きっとこの奥に続いていくのだろう。

 というわけで、たぶん10kmほどの距離だと思う。いざ走り終えてみると、信号が避けられるとはいえ、ちょっとしたアップダウンはやはりしんどかった。自分が疲れてしまっているのと、サドルと尻との接触部分がこすれて調子が悪いというのもあるだろう。また、マヽチャリなので、ギアの選択が出来ないというのもあるだろう。ロードレーサーも走っていたけど、マヽチャリが圧倒的に多く、きっと沿線の通勤・通学によく利用されているに違いない。でもまぁ現実に走ってみると、いろいろ考えさせられることも多かった。また機会があったら言及してみたい。