JMMでオモロイ論調をハケーン。

 本日メルマガ配信の記事なので、公式HPにはまだでておりません。引用を。

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  ■ 『from 911/USAレポート』第461回
    「鳩山政権崩壊の歴史的意味」

 ■ 冷泉彰彦   :作家(米国ニュージャージー州在住)


「鳩山政権崩壊の歴史的意味」

 結局、鳩山首相は辞めてしまいました。後任には既に菅代表が選出されており、報道によれば、これで民主党の支持率はやや回復したようです。ですが、アメリカから見ていますと、一連の首相交代劇については、何とも言えない感慨を抱かざるを得ません。とにかく、こんな形で日米関係そのものを原因として政権が吹っ飛んだのは、史上初ではないかと思うからです。
(以下略)

 やっぱ合衆国に住んでいると、あちらの空気がどんなのかわかるんだろうな。要するに、合衆国のペーパーも口をつぐんでいるけど、合衆国の基地問題が鳩山政権を崩壊させたってことだろう。それが合衆国民にも「日本は合衆国の植民地である」ってことをまざまざと見せつけたわけで、当の日本人の奴隷根性はともかく、合衆国民に衝撃を与えた事は間違いないんだろう。日本以外のすべての国は、合衆国に文句を言っているのに、日本だけが黙って合衆国のいいなりになっている。この構図が全世界だけでなく、当の合衆国民が目の当たりにするワケだ。新首相も基地問題は合衆国の言いなり、でもG20には出席しない。そりゃ日本以外のすべての国は、日本がなぜG20に出席しないのはなぜかってがわかっている。ホント、わかってないのは日本国民、敢えて言うならB層だけだ。
 しかも、日本の外から日本を眺めると、在日基地に賛成しているのがマスゴミ自民党で、民主党はイヤイヤいうことを聞かされているという風に見えている。自民党支持者は、当事者だけに自分のことが見えていないと思うんだが、日本以外のすべての人間は、だれが日本にとっての売国奴なのかがまるわかりな構造になっている。合衆国に媚びて権力の椅子にずっと座りつづけ、国民を痛めつけてきたのがだれなのかがみんなに知れ渡る形になってしまった。
 やっぱ売国奴はそれと知れた時点で皆殺しにしとかなくちゃならないんだなと痛感する次第である。