咲-Saki- 第7話

 いや、魚拓*1とかいう倒牌、ほとんどの人が知らないから。
 咲の対戦様子、描かないんだな。結果だけ示して、内容は勝手に想像してくれって手法か。しかし、それで2回戦まで済ますのには驚いた。いや、正直ダラダラ勝負を見せられても困るので、このほうがありがたい。
 で、和の勝負は咲との勝負のダラダラした加減を吹き飛ばすのに必要な描写。面白いな。物語進行でも最善手を打ってきているような構成。それで風越の内情を含めた紹介までやって、間延びのない作りになっている。
 風越の内情についてはキャプテンのあり方だのいろいろ言及もできるんだが、まぁ見ればわかることなので以下(ry。しかし、これだけ作劇的に作りこみをしても構造的に見るとオーソドックスなのであまり湧き立つものはない。それをスタッフもわかっているんだろうな〜。EDを変更して飽きがこないなどの工夫もしてるけどさ。上質な作品なのはわかってはいるんだが。

*1:“技と言うよりは 超常現象 で、牌を倒すだけのどうでもいい動作に人智を超えたやたらすごい神通力を使う”