頑張るといったそばから寝てんじゃねぇよ。
キムクは王族ではなかったらしい。いつもながら荒唐無稽な話運びだが、反乱軍の内紛という筋では一応話を整えた格好になる。クリ坊もいつも通り無茶な活躍。というか、蜃気楼のオアシスで戯れるのはいいんだが、普通蜃気楼って近づいても到達できないんじゃなかったっけ?。やたらオアシスでの描写に力が入っていたけど。
うーん、昔の日本ってアラブの王族に憧れていたんだよな。まだオイルショックは迎えていないから、石油成金ってこともないようだし、純粋にアラブのお金持ちって感じか?。そんなに日本も欧米化していた時代とも思えないんだが、戦前より続くオリエンタリズムに憧憬を感じていたということかな?。