薄らぼんやり過ごしていたが、気付いて武装錬金を1話分視聴。

 で、あと3話。うーん、正直飽きた。ここ何話か連続でながら視聴をしていて、没入して視聴していないので、もしかして表面づらだけなぞって読めてないのかもしれないが。中盤まで勢いがあったんだけど、ここに至って敵味方関係の解消が行われて、もはや馴れ合いにしか見えない。みんな善人って構造は他の作品にもよく見られるんだけど、じゃぁなんで争いあわなければならないのかが弱い。「不条理」という台詞が何度もでるが、なにがどう不条理なのかがさっぱり。
 黒い核鉄(カクガネと読むらしい)が何のメタファーかがわかんないというせいもあるが。っつーか、ホムンクルスはどうなった?。人間を喰らうあたりは、これこそなんかのメタファーかと思ったんだけどな。
 戦闘自体が予定調和というか、結果ありきというのが見え見えで、ハラハラドキドキがないばかりか、どっちが勝っても爽快感がなくなっている。
 守り守られるや信じあうあたり、あまりクサさを感じさせないのは感心するが、アクセントや攪乱がないので単調に感じる。あと、カズキと斗貴子の気持ちの通わせ方がさっぱりしていて、これまた清々しい。自己犠牲とかもあからさまでないのはいいんだけど、大人側の葛藤とか割り切りが、いやに淡白でちょっとなぁ。
 原作もこんなのなのか?。