どうもアニメ視聴する気になれないが…

 政権交代1ヶ月程度で評価するわけにも行かないんだが、サラ金規制のための法案改造についてこんな記事が。
 ビジネス : 日経電子版
 やっぱり庶民から金を吸い上げて自分たちだけがオイシイ思いをする構造が小泉政権内部ではできあがっていて、(日銀総裁を小泉や竹中のポチとする←大手銀行←サラ金←干上がった庶民)、自民党内でも問題になっていたのかもしれない。まぁ前政権はとことん弱者を痛めつけることをしてきたから、慶應仲良しクラブに入れてもらえなかった僻みか、それともやりすぎなんじゃないの?と真の仏心からなのかもしれない。高校の履修騒ぎもどうも前政権までの文部省の失策を土管管理職並みに現場に押し付けてきた教育委員会や校長などを糾弾するような節も見受けられるようで、庶民に気を遣っているように見えなくもない。
 そのわりには防衛省の格上げ問題などをこっそり忍ばせるなど、どうでもいいことで大騒ぎして大衆の目を逸らしたスキに、重要な法案を通そうとする与党のいつもどおりの姑息な手段も見受けられるんですが。ただ、個人的なことを言わせてもらうと、もう自衛隊という名前上軍隊ではないというおためごかしを続けていくよりも、ごまかしをやめるべきだとは思っているので格上げ自体には反対しない。売春を援助交際と言い換えたり、窃盗を万引きと言い換えて本質から目を逸らすよりはよっぽどいい。日本が軍隊を持つことについては、独立国家である以上当然のことだと思っているし、問題があるのは旧帝国陸海軍が国家(国民)を振り回して滅亡に追い込んだ挙句、責任を取らず、敗戦時には横領の限りを尽くしたなんてことがあったから信用がならないわけでして。そしてその体質が色濃く今この瞬間にも残っていたからもうちょっと慎重に事を運んだほうが良いんじゃないの?と思うぐらいですよ。なんかアメリカも極東から手を引きたがっていそうだし、(かといって在沖米軍は撤退しそうにありませんが)日本も独立した指揮権・判断力を持つ軍隊を整備してから対中対米戦略を考えたほうが良いのでは?と思うわけですよ。戦争を仕掛けられないためにも反撃能力のある軍隊はあったほうが…。そうそう戦争にならなくなっているし、戦争にしない努力は必要だし、戦争を仕掛けられそうになった瞬間に軍隊を整備する訳にもいかんし。まぁしばらくは51th Stateの状態は続くでしょうけど。あぁ、今は51thはイラクかもしんない。奴らはそれを嫌がっているけど。