ガラスの艦隊 第18話「獅子のごとく…」

 ひっかかるところもありはしたが、とりあえずわくわくするお話でした。敵が見えちゃったら見えちゃったで戦いが面白くなくなるんだろうけど、レーダーもなしに宇宙航行とは。人の命が安すぎる気もしたが、展開から言うと順当とは感じる。
 気持ちは昂ぶった分、駆け引きの妙はなかったかな。なんつーか、資本主義ってのは成長が前提だから、どうしても戦争でそれまでの生産分をインフラからすべて破壊してご破算にしないと行き詰まるらしい。この作品もどうもそれに似たところがあるらしく、クレオ登場から成長を続け、行き詰まったときに皇帝軍vs人民軍との全面戦争でご破算。主人公は牢獄に繋がれるというどん底から、現在復興と生産が均衡している状態らしい。うーん、1クールごとにご破算ってのをやるんだろうか?。まぁ面白いからいいけど。