コヨーテ ラグタイムショー 第5話「ネバーチェンジ」

 ビショップの部屋間違いネタは、どう見てもすべっているとしか思えないんですが。
 どうも展開がとってつけたような気がしてならない。アメリカンウィットは良く表現できていると思うんだが、どうにも細部のこだわり程度の効果しかないのでは?。たぶん大海賊が残した遺産を巡ってのせめぎ合いという大きな部分と、ディテールは良く出来ているんだろうけど、その中間に当たるエピソード部分の魅力とつなぎ方が今一なんだろう。
 統合政府とグレイスランド政府の戦争って、実はヤラセでミスターたちをおびき寄せるネタだったりするんかねぇ。原作があるらしいのですがどうにも予想はつかない。つーか複製金庫を積み込んで、他のところに運んでからじっくり解除ってわけにはいかんかったんだろうか。というかそっくりそのまゝ複製金庫に遺産を詰め込んどくことの意味がわかんないんだが。前回言ったように価値の高い物に置き換えても良かったんじゃ?。
 うーん、純粋にエンターテインメントとして楽しむことができるのかわからなくなってまいりました。声優も豪華だし、今回作画が落ち気味だったけど映像的にはがんばっている気がする。BGMの金管セクションは華やかでいいんですが、目玉にはならんでしょう。カタナやビショップの紹介が終わったら落ち着いて視聴できるようになるのかも。むしろマルチアーノの狂気にスポットが当たるといいんだろうか?。