妖はじ#17

 水着回と夏休みの自由研究の巻。水着パートはまぁいつものおバカな話でこんなもんだろーといった感じだが、自由研究がなかなか。妖怪の繁殖というテーマで、最初は一反木綿に話を聞くというのを皮切りに、聞き取り調査を行っていくのだけども、これっておそらく民話の成立から妖怪と神の違いからの神話体系にまで話が恐らく及んでいて、最後にしんみりしたキャラの関係を深める話かと思ったら、一般的な人間と妖怪の関係性について述べてると思われ、ぼんやり眺めているだけだと見逃してしまいそうになるが、「そもそも妖怪とは何か」ということについて体系的に述べられてるっぽいので、途中から興味深く眺めてた。
 自分妖はじ舐めてたわ…。結構侮れん。基本は三文芝居だけど、その薄っぺらい三文芝居の薄紙を多重に張り重ねて、少しずつ有機的なつながりを作ってるように見える。
 あと松山が出てきてなべ焼きうどんとか坊ちゃん団子とか懐かしかった。

アンメモ#17

 主人公が相手からのプロポーズを受け入れる話。やっぱり過去何があったのか察してた…。BGMで盛り上げたり、キャラのアップ画像を強調したりするのが通例なのに、なんでもないようなシーンでさらっと流してたからな。主人公が王位は一年だけ継いで退位するといった時点で障害はなくなったな…と思ったらスピード展開。
 ただ、今後どうするんだろ?。物語をHEにするんだったら今回のエピソードをクライマックスに持ってきてそのまま終わるのがいいと思うけど、まだ続きがあるということなので、まさかいくつかのラブコメのようにイチャイチャ展開にする…というのもちょっと考えにくいし、ある程度幸せな関係性を見せておいて二人が離れる展開でBEとは言わんまでもSEにして終わる可能性が見えるようでちょっと怖い。ただ、これがラストでも、今後幸せだけの展開続きでも、物語としては平凡になっちゃうよね。

甘神#17

 主人公の自己決定が再設定される話。もともと神主と医者の兼務は可能という約束だったし、そのへん前回までのダラダラした関係のままでも話は続けることもできるんだけど、一度区切りをつけて人の思いとは…とか、絆とは…とかもう一度考えさせてクライマックスを作るというのはなかなか考えられた構成。三姉妹の出自は自分でも予想できたことだし、三女の出征について語られなかったからそのへんあまりツッコまないで話が進むのかとも思ってたから、今回はこのまま次女の担当回になるのだと思ってた。とはいえ、由緒あるところが何の血のつながりのない次世代に継がせるって割と意外性は高い。とはいえ、昔の神社は全部に神主がいたわけでもなく村の共同で管理してたりしたし、寺院だって名目上は僧侶は妻帯してはならなかったから、子供の相続させることが一般的だったか?と言われると何ともではあるので。
 しかし今回の妖はじでも思ったんだけど、昔は理屈では理解できないことや理不尽なことを人知を超える存在を設定してヒト自身は自分は無力であると謙虚になり、無欲とまではいわんのだけども、執着だとか切望などの欲からできるだけ距離を取ろうとする心の働きがあったと思うし、それが神だとか妖怪だとかの存在として現れていたのだと思うけど、現代というのはもうそういう敬虔な心持というよりは、人為によって何とかなるみたいな唯物論的な価値観が強くなってきてるよな…と思ったとかそんな感じ。

木の実マスター#6

 鍛冶屋の親娘と知り合う話。娘が攫われて主人公があっさり救出して、オヤ?、中ボスが出てくるんじゃなかったのと思いきや次号予告でやっぱり本番は次回とのこと。
 うーん、いちおうそろそろ折り返しだけど、話は確かに動いてる感はあるが先が見えんな。ラスボスは聖女みたいな雰囲気で、とはいえ彼女が善玉なのか悪玉なのかはっきりしないし、最大の拒否権をもってるから最高権力者で彼女がどんな支配と思惑を持ってるのかも明かされてないので考える糸口も少ない。なんか世界の危機といった明確なものも見当たらないけど、この辺はそろそろ顔を出してくるかもって程度かな。とはいえ、物語上は聖女は主人公に試練を与える機能を持ってるのはほぼ間違いないとは思うんで、しばらくはそれに付き合うしかない。

花修羅#5

 ツンデレちゃんと雨降って地固まるの巻。ようやく落ち着いて視聴できた…ケド、やっぱり過剰演出は鼻につくね。しかも酷いステマwww。
 やっぱ演技や演出の話になってしまうけど、今回はツンデレちゃん@和泉風花の演技がよくできていて、極力抑揚のない声調でゆっくり目、過剰な感情表現を押さえて、しかしここぞというときはちょっとだけ感情を表に出すという感じで、これは彼女のクールな性格をそのまま表してるし、最初のうちから実はイイ人ってことを視聴者にわからせるわけにはいかないからそういうイイ人表現はNGだし、関係が深まっても違和感を出さないために変化もほんのちょっと…みたいな一切合切のことがわかるようになってる。で、確かに@和泉風花も仕事してるのはその通りなんだけど、結局のところはディレクションの問題なので、このへんがモヤるんだよね。
 作品全体を見渡して、このシーンにはこの演技だと決めて演技者に指示をして、実際にそのシーンに合っているかどうかを判断してダメならいくらでもやり直ししたうえでオッケーを出してるわけなんで、やっぱり今までの過剰演出についてもディレクションの結果なんで、アレで受けると判断してやってるわけなんだよね。今ドキは原作の再現度で炎上にまで至る視聴者の反応ってのがあるから、結局のところ原作漫画にある絵をそのまま持ってくる判断をしたのだろうけど、前回の十二単で浜辺をうろつくとか、今回の唐突な噴水だとかもその反映だろう。ただ、エコーとか過剰なBGMとかはね…。
 でも、今回を見る限り、監督以下のスタッフに能力がないってことは全然無いことがわかるし、カネがなくてやりたくてもやれないってことでもないのは明らかなんで、どうなるかだよね…。今回は二人の距離感の推移を構図で示すのも抜群だったしな。
 ただ、シナリオというか、ストーリーはアカンかったなwww。主人公が迷えばスグに答えらしきものが与えられる流れとか、薄っぺらいトモダチ観とか。あと前にも言ったけど、本来ユルい部であるはずなのにスポ根テイストとしてカンカンに熱してる所とか。響ユよりかなり後退してるように感じちゃうわな。

バレおば…じゃなかった、天使長お迎え。

 神騎ユニットはもう数が足りてはいるんだけど、スキルが有能っぽく見えたのとなんか気になって引いてみた。

 実は引けませんでした…。ので、アイテムでお迎え。単発プレチケ10連×3回でダメだった。アイテムも五体分の余裕があって、自分が欲しかった恒常キリエルもイザナエルもすり抜けでお迎えしてるので、選択肢が広がってる。あとはムツカぐらいのもんだけど列攻撃だし、恒常ユニットだからアイテムでいつでも交換できるから、すり抜けで偶然お迎えできることもあろうかと保留扱いになってる。
 早速五凸。これで神騎は五枚、閃忍や戦士は各3~4枚の五凸がいるから後は一枚もいない魔女勢力の限凸だが、ユニットはいても凸する勇気がないんだよな…。