毎日アニメは視聴してるんだけど、なぜか感想を書こうかと思ってるうちに日を跨いでしまう…。
合コンアニメ#6
金髪ヒロインカップルの話。うーん、これ本当に人気ないのかね…。女を男ウケするよう女らしく描いたら下半身ドリブンなお話になってしまうので、この作品のように外見から女らしさを取り除いてかつ別にゴツい見かけってわけでもなく、パンピーらしい描写で友達感覚の恋愛模様を描くって意味では肩から力が抜けてしっとりとしたコメディとして楽しんでるけどねぇ…。ヅカジェンヌと付き合うと思えばご褒美だと思うけどどうしたもんか。
マジルミエ#6
出向先で簡単な点検作業かと思えば、怪異が現れて…の巻。前半部分はARIAでよく言われてた“新人仕事しろ”みたいな声が聞こえてきそうだけども、そのへんどうなんだろ?。出向先の職場風土なら人から見られる仕事なんだから気を遣えってのはわかるんだけども、芸能界ではないのだから、今のサラリーマンが高い能力を求められるのに報酬は欧米のエリート並の上級国民みたいな人は極稀(いても元が大富豪の子弟だったりするので)だから、あんまり共感されないのでは…。
うーん、魔法少女が職種の一つという思い付きは面白いとは思うけど、資本主義社会での厳しさをナメてるというか、社会のあり方を深掘りという点ではまどマギにはるかに及ばないし、メインキャラの仕事っぷりはサラリーマンというよりフリーランスに近いのでなかなかターゲット層に共感されにくいのでは。
あと、シナリオもキャラが何か一工夫して事件を処理するってのを見せたいのだろうけど、工夫させることに必然性を感じないのが苦しい。
にごりり#19
コミケ初動。人気レイヤーになるために必要な要素の説明が面白かったのではあるが、よーく考えたらたくさんの観客に見てもらうってんじゃなくて、たくさんのカメコに囲まれることが勝利条件ってある意味スゴイなと思わされたwww。こうなるとキャラが好きでその格好に扮することで自己満足の領域ではいられないよね。モデルは職業上どうみられるかに自覚的だし、目線やポージングはカメラマンとの共同作業なのでアレだけど、流動的なカメコを引き寄せるために努力するってのは確かに大変そう。
竜生~#6
魔界から攻めてきてそれへの対応。うーん、今のところいろんな要素が現れるので賑やかしで退屈しないけど、ストーリーはありきたりで一本調子だし、なにより主人公が転生前の龍の能力を使ってるので、どこが人生やねんとツッコみたくなる。ちょっと苦しい感じ。
ぼっち攻略#7
不安要素を撃退して、根拠地でなくまた街に戻るの巻。うーん、クラスメイトを殺したにしてはアッサリしてるな…という感じ。バトルシーンも後出し要素が酷いし、かといって盛り上げ部分でこれを省略はできんよなーとは思うものの、正直もたもたしてる印象を受けた。個人的にはキャラ同士に情念の深さがなくて物語的には物足りないんだけど、逆にこのアッサリした関係性が今ドキの若者にはしっくりくるんだろうか?。結果的に主人公はクラスのまとめ役として便利に使われちゃってるわけだけど、そういう立ち位置だとするとこの作品のテーマが今一つ見えづらい。
デリコス#10
赤ん坊が奪われて…の巻。うーん、やっぱり前回述べた、子持ち小梨で見え方がガラッと変わるトリッキーな作りという感じやね。今回やたらノブレスオブリージュと連呼させてたけど、貴族は普段庶民を搾取して自分たちを支えさせてるんだから、せめて庶民の手に負えないことは貴族が肩代わりぐらいしろ…のハズが、貴族が自分の親や子供を救うという極めて個人的な問題に注力することをノブレスオブリージュとか、ちょっと開いた口が塞がらないといったところ。これ、子持ちが見たら子供のために他者を犠牲にすることは容認されるべきだし、親が他者を無視して子供に注力することは絶対的に正しいと安堵することになるんだよね…。
ストーリー的にも、普通だったら主人公達が調査を尽くして推理能力を働かせ犯人たちの動機を割り出して対処する…という流れにするはずが、犯人たちがペラペラと次の犯行を喋って、なぜか主人公達がそれを何の努力(の場面を見せること)もなく感知して対策するって流れになるんだよな…。そして犯人たちの目的もちょっとショボいというか。
吸血鬼は、吸血鬼と人間との混血であるダンピールとやらをやたら毛嫌いして見下してるわけだけど、人間より吸血鬼の要素があって人間より自分たちに近いダンピールですらそういう態度なのだから、吸血鬼たちが人間に対してダンピールより格上の存在と思ってるはずがないと思われる(そのへん言及がないのでよくわからないところだがよくてダンピールより下の存在、酷いと家畜同然と思っていても不思議はないので)、聞き込み調査での人間に対する態度が穏やかなのが気にかかりはするけど、結構差別意識みたいなものをさらっと織り交ぜているんじゃねという気はする。
アクロトリップ#7
マスコットキャラがかつて悪の総帥と同僚だったという過去話。そういう割に今までその両者に因縁があるって雰囲気ではなかったような。悪の総統がどういう仕掛けをしてたかどうかは別にして、悪の総帥が寂しさから悪の総帥を目指した…という夢を貫き通した、マスコットキャラは中二病を早々に卒業して彼にあったのは上昇志向だけだったみたいな構図を示すのが目的だったんだろうなと。しかしそれを小学生向けの少女漫画誌でやるか…と思うと時代の変化を感じるというか。女の方が精神的に早熟というのはよく言われることだけど、どこまで理解して原作を楽しんでるのかよくわからんな…。
やり竜#5
出奔元の王子が追っかけてきて帝都の破壊工作をする話。物語として動きはあるので退屈はしないけど、あんまり新しい要素は無いかも。
今回の話で「呪い(迷信とか)」とされるものが、偶然の産物という要素はあれど実はすべて人為のなせる技であって決して得体のしれないものではない…みたいな主張がされてるのかな…と思わなくもなかった。んだけど、この作品自体が現実社会では空想の産物である龍が出てくるし、魔法もあるっぽいのでそのへんよくわからんな。
歴悪#6
王子が主人公のベッドで裸で添い寝してた…という話。前回危機に陥った主人公だけど、危機を脱したところで聖女キャラに誤解され糾弾されるわけだが、聖女キャラがもうホントにキチフェミにしか見えないというwww。アイロニーとして楽しめるのはいいけど、ちょっと物語の方向性といった意味ではパワーを感じないのが惜しいところ。
妖はじ#5
主人公の帰省。まぁ確かに生徒はついていく必然性はなかったな…というか、メインキャラの掘り下げってことでしょ。そういう回だから仕方がないのだけど、ギャグのキレはイマイチ。
甘神さんち#6
主人公がヒロインたちとの関係を深める話。このへんはモタモタしてるなという感じだけど、女医がズバズバ踏み込んだ発言をしてくれたのでそのへんはスッキリ。しかし、主人公が転校する話がまだなんだよね…。この手の作品は1クールで終わるのが通例なんだけど、どこまで話を進めるつもりなんだろ?。大学受験までやってくれないと…と思ってるけど、このペースだと全然尺が足りんよね。