ダリヤ#12

 未来を夢見てEND。うーん、こんなもんなのかな。全体的に話は整ってるし、ストレスレスな最近のトレンドに則ってるしで、これが好きな人には自然に受け入れられるんだろうけど、個人的には話のヤマが見えないというか、何が言いたいのか強い主張みたいなものが見えなくて物語としてのパンチは弱く感じた。
 最終回でやっぱり違和感を持ったのは、父親から立派な魔道具師になるとかそんなので主人公がジーンときてたようだけど、彼女の強みは異世界転生前の知識を利用したチートでしかないので、あそこで感傷に浸るのは筋が違うだろうといった感じ。主人公が先行者利益をできるだけ得ないようにしてたのは、前世のオーバーテクノロジーコンセプトを利用したことによる後ろめたさなのかなと思ってたんだけど、今回の話でそれが否定された形になったような気はする。個人的には魔法があればなんでもできちゃうんだろうから、道具の進歩とか必要ないジャンと思ってしまうけど、どうやらこの世界では魔法は万能ではないらしいということでバランスをとっているようだけど、苦しいエクスキューズのように感じる。社会的地位に対して明確な男女差があるという風にも設定されてないようだし、いろんなものが中途半端というか、奇妙なキメラで構成されていて、ダメって程ではないけど落ち着かなさは終始ぬぐえなかったかな。

なぜ僕#10・11

 世界改編の当事者である敵のようなものと対峙する話。四大勢力のうちの一つの英雄と最初っから共闘する流れで、あぁなるほど、一つずつ勢力を潰していくだけじゃマンネリになるからなと納得。世界の救世主は銀髪ヒロインこそがふさわしいのなら、彼女にこそコードホルダーなる究極武器を与えるべきだと思うけど、本来この世界にいてはならないとされた主人公の立ち位置がイマイチみえてこないな。
 残念なことに延期になってしまったキミ戦よりシリアスが多めで、物語を楽しむんだったら断然こっちの方がいいかも。ただ、キミ戦が好きなのは個人的にはもう理屈じゃないんだよね…。とはいえ、2期開始からの展開はちょっと自分にも受け入れがたいほどの話運びに見えたから、作り直しでどう変わるかなとは思うけど。
 こちらもヒロインとの絡みがあってハードな物語って感じはしないけど、こちらはいちおう世界の謎だとかそういうものがうまくもったいをつけて語られているようで、今のところ全体像は見えないんだけど、期待が持てる範囲で維持できてる感じ。

ディスク車組み進捗

 本日はフロントハンガーの処理だの、シフトアウター合わせだの、クランクその他の準備など。作業はしなかったわけではないけど、ほとんど進んでない。
 前チェーンリングは46-30を使う予定なので、クランクなどを合わせてみてフロントハンガーの位置を確認した。やはりチェーンリング径が小さいのでディレーラーは下の位置に取り付けることになるが、大幅にしたにはみ出るので、リベット穴を若干下に空けることにした。で、ドリルの出番だが、手持ちの電動ドリルは以前に充電式のを買っていたのを使ったのだが、電池がヘタってるのかパワーが出ない。ドリルは金属加工用のを使ってるからそれが原因ということはないと思うが、途中で引っかかって止まる。あとドリル穴がフランジ径より小さいのでどっちにしろ拡大する必要があったわけだが、手持ちのドリル径が3㎜だとか4㎜なのでどれを使えばよいのか思案のしどころ。とりあえず1㎜で穴をあけ、2㎜でちょっと拡大と順に穴を大きくはした。
 フレームの表面を均すために購入したアングルグラインダはコード式だったのでパワー不足を感じることが無かったので、電動ドリルもコード式のにするつもり。


 再帰反射塗装だが、塗膜が大分乾いてきて本領発揮といったところ。夜に電灯下で作業してても、あ、これ光ってるんだろうなというのが確認できる。ただ、明確な視認性工場ほどの効果はない。昼間だと粉が吹いたような感じに見えたりもするのだが、もともとマットクリア仕上げにしたし、粉が不太陽に見える所こそが明るく光ってたりするので、今のところそれを新鮮に楽しんでる段階。

オイルブリーディング

 オイルホースの取り付け後、いよいよブレーキオイルの注入。さて、ブリーディングキットを4セットも購入したのは、

 ファンネルを複数用意したいというのもあるが、オイル注入口に嵌めるときのアダプタの確保がメインだった。シリンジに取り付けたホースの先端につけるアダプタのほかに、レバー側やキャリパー側に取り付けるアダプタが必要で、どれが合うのかわからんが現行のパーツに合わせてあるだろうという目論見。重複も含めて8つもアダプタがあるが、結論からいうと、レバー側のアダプタはあったけど、キャリパー側のアダプタがなかった。画像2枚目の左に黒いネジがあるが、これがキャリパー側についている注入口の蓋で、径は合うけどネジのピッチが合わん模様。なので、シリンジでオイルを注入するのは下のキャリパー側ではなく、
 画像のようにレバー側にシリンジを取り付け、キャリパー側にはオイル受けのボトルに出てきたオイルを受けるようにし、一度上から下に、オイルラインにあるオイルを全部ボトルに出すようにした後、こんどはシリンジを引っ張ってボトルからオイルを吸い上げ、オイルラインに溜まってる筈の空気の泡をシリンジに受けるという形にしたが、うまく行った気がしない。
 なので、どこでもやってると思われるキャリパー側にシリンジを取り付け下から上にオイルを注入することにした。のだが、付属の4×6ホースだとユルユル。そこでHCにひとっ走りして4×7のホースを買ってきてトライ。嵌めるのがキツいが、できないことはないのでそれでやってみたけど、結局2時間とかかかったっぽい。一度休憩したらそのホースがキャリパーから外れてしまってオイルが全部漏れ出したりして困ったのなんの。
 結局うまくいったかどうかは注入口をすべて閉めてからでないと試せないので、作業にケリをつけ、パッドやパッド止めを入れてブレーキレバーを引っ張ってみたらこんなものかなという感じにはなってたからいちおうできたことにするwww。


 まぁ今までも動画でDream buildだとかバラ完モノを散々見てたので作業の進行自体はわかっていたのだけども、実際に自分でやってみなくちゃ実感として得られないことも多い。Ltwoo公式のブリーディング動画も見てたけど、自分がいざ失敗してみてそこで動画で言ってた注意点の重要さがわかったりとか、腑に落ちたりもする。一例だと、オイル注入時はシリンジを押すだけにしろとあるのだが、シリンジを引っ張るとブリーディングキットと自転車のオイルライン側との接合部から圧力に耐え切れなくなって空気が入るよ…ということがわかったりとか。なるほど接合部は、シリンジを押せばオイルが漏れることはあるが空気は入らず、シリンジを引っ張ればおいるをひっぱるだけでなく隙間から空気が入るリスクが発生してしまうということに、実際シリンジを引っ張って泡が入ってくるのを確認して初めてわかるという。しかも最初の内はその発生した泡はオイルラインに残留している泡をひっぱってこれた…と喜んでいたぐらいなので、何度シリンジの押し引きを繰り返しても、引っ張った時の泡が発生するのがとまらないということを経験し、動画で確認してようやく気付くという。