わたゆり#6

 小学生の頃からのわだかまりも一気に回収して前半部分終わるの巻。女特有の関係性は有るんだけど、フツーに男がやりそうなこじれを爽快に解決。ロリ店長はロリ店長で気遣いを示しながらもあくまでビジネスライクだし、そのへんの距離感がよく考えられてる感じ。本作で言及されるウソは、ウソというより作り事、まんまフィクションって感じで、ウソという語感が持つ胡散臭さとは対極の爽やかさが今回演出されていたように思う。あくまでペルソナの範疇だしなぁ。

まほよめ#5

 師弟という関係以上のことでで女どもが悶々とする話。金髪蓮っ葉ちゃんの、どうしても自分を女として認められない様子が可愛らしいと言っちゃぁ可愛らしいんだけど、1期の内容を思い出せないんだが、もしかして実の父親から精虐待を受けてたとかそんな話だったっけ?。
 なんか学園編になって人間的にも若者らしくなったというか、爽やかではないけどちゃんと学園モノになってるというか、こんなのまほよめじゃないやい!って感覚があるんだけど、OP映像からすると今後切れ込む展開になりそうなのでそれまでじっと我慢の子かなぁ。まさか仲良しごっこで今期を突っ切る気じゃなかろうな…。

勇者が死んだ#6

 ゾンビ襲撃編続き。地味にオモシロ目というか、お色気方面に振ってるからB級テイストだし、大きなテーマがない…というか、おそらく庶民応援歌がテーマであって、割と弱めなのでパッとしない感じではあるけど、そこかしこに「オマエだったらこの選択をどーする?」みたいなものがちりばめられていて、結構緊張感がある。読者とのコミュニケーションがうまいんだろうというところかな。
 なんか敵側についての情報が結構伏せられてるのが不穏やな。この手の作品にありがちな「実は人間側の方が悪者でした」みたいはものがあるのかも。そういう安直なちゃぶ台返しじゃなくてオリジナリティのある末路かもしれんがそのへんはわからんので。