終末のイゼッタ 第9話

 魔女に頼りきっていた時点でエイルシュタットに勝ちはないのかなとか思ってしまった。
 伝説の白き魔女のクローン登場。あの時代にクローンの実用化技術はないとは思うんだが、いやまぁヨゼフ・メンゲレあたりでヒトラーのクローン云々って話もあるわけだしそのへんはあんまり言っても仕方のないことかな。まだDNAの二重らせん構造もわかってなかったころだろうし、逆にそれがわかってたら塩基配列で魔女の力がどう発現するかなんて話になってよっぽどファンタジーっぽくはなる。
 別にシリーズ構成の時間配分に問題があるとは思わないんだけど、第9話で登場ってちょっと遅い気もするのでそんなにイゼッタに対置されるべき存在感は持たされてないのかな。あと3話だとそんなにイヴェントを折りこむ余裕はないだろうしそろそろクライマックスでいろいろ開陳して風呂敷を畳むって感じになるだろう。なんか薄味なのは残念な感じがする。