うどんの国の金色毛鞠 第2話

 ガオガオちゃんの背中にジッパーが。
 断定するには早計過ぎるんだけど、もしかしてこれって育児モノ?。前回視聴してなんで狸なのか?とか思いながら流してたんだけど、別にポコは狸でなくて育児放棄された幼児で構わないジャンとかぼんやり思ってた。但しその場合はもちろん社会問題を元々作者が織り込んでいるだろうという勝手な判断による。が、今回同級生の子供との交流を見て、あとサブタイが琴電なのも見て、作品の主題はあまりうどん店の復興だとか、主人公がなにか都会での生活に疲弊して田舎での立ち位置を確保していくとか、そういう幾分存在主体としての設定がなされている…ってわけではなくて、半分香川の情宣、半分育児なのかなと思ってしまった。育児それ自体にクローズアップさせたいのであれば、上記のようにポコが他人の子供であってはたぶんマズくて、あくまで主人公の所有物という要素が強くなければならず(他人の子供だったら主人公の教育方針を押し付けてはいけない)、作品から得られる雰囲気はあくまでほんわかとしていて棘が無いということは必須だったんだろうなという感じがした。
 自分的にはどうしてもうどん店の復興というと、地方の産業の衰退を食い止めるという観点から、うどん店の経営奮闘記が割と大きな部分を占めるんだろうなとか思っていたから、ある意味肩透かしを食ったというか、いやまぁそういうのは自分の勝手な推測だったから、作品の雰囲気の方向性がこれでつかめてちょっと安心したというか。