原題は｢あねチャリ｣。文庫版発売時に書店で見かけて気にはなっていたのだがこの度購入して読んで見ることに。あねチャリ側の密林レヴューではクソミソにけなしているものがあったが、ロードのことはともかく、競輪のことは自分はわからないのでそんなに間違いは気にならなかった…というか間違いがわからなかった。
最近文字媒体のテキストを読んでなかったのでそのリハビリと、コト天との比較もあってのことだろうが、自分的にはそれなりに楽しめた。もともと青春小説として書かれたようだし、キャラ同士のやりとりは大抵あとを引かないのでその分軽快ですらすら読める。たゞ、自転車にそれなりに興味がないとしんどいかなとは思った。
