新世界より 第22話

 呪力が使えても、潜水艦で消費される酸素はなんともできないのか。
 悪鬼を倒すための反撃兵器を廃墟と化した東京に取りに行く話。炭疽菌というのに時代を感じる。どっちにしろ遅効性だから、兵器として発動しても犠牲は免れないだろうけどね。
 今回は設定された危機を表現するのが主であって、どちらかというと組織に関する考察や暗示は少なめのように感じた。気がついてみると残り3話になってしまって、名残惜しいところ。結論が楽しみではあるんだけど、それが得られたところでなんらかの指針になるのだろうか?という疑問もあってなんか変な感じは受ける。