与党が静かに聞いているのだから、野党も野次をとばすなとか、もうあいた口がふさがらぬというか。与党がいくらおばかな党首でも自分のとこの党首に野次を飛ばすはずがないだろ。
円安のせいで庶民は物価高に喘ぎ、中小企業は原材料費の高騰に苦しみ、大企業の利益が増しても下請けが大企業に納入する価格が変わるわけでもなく、アベノミクスは自分にとって登場時から大企業優遇、庶民に負担を押し付けるものだとわかってはいたのだが、こうも見事に予想が当たるとな〜。昨年度ベースアップの報道がなされていたが、結局一年たって労働者の基本給は全体で0.4%減らしい。実質賃金ではなく、名目賃金ですら増えるどころか減少してるという話で、そろそろ自民盗に引っ付いている既得権益層以外の日本全体で言えば八割ほどの国民がアベノミクスは庶民痛めつけ政策だというのが浸透している最中のようだ。就職状況もよくなっているという触れ込みだが、有効求人倍率が1より大きいという内実は、退職者の再就職で数を稼ぎ、あとは人口減に伴う労働者人口の減少による数字のマジックらしくて、求人数はむしろ減っているのに、それより求職者数がもっと減っているからこその現象らしい。地方の企業の倒産件数は軒並み増えているらしいし、経済指標的にはマイナス要素しか報道されてないんだが、それでも日銀は｢景気はゆるやかな回復基調｣といってるから、もう数字を取り繕うことなくウソばっか吐いてる状態。
で、自民盗の連中は、国民に嫌われる政策を全部安倍にやらせて、後から｢あれは安倍が勝手にやったことだから｣と頬かむりをする模様。まぁ、自分的には安倍の暴走を止めるどころか諸手を上げて賛成している今の自民盗員全員許すなという思いだが。
