のんのんびより 第5話

 中学生のほうが多いラジオ体操なんて。
 一同が海に行って王道なネタを繰り広げる話。いやなんかこの間が絶妙だな。エピソードの数を絞っているというか厳選しているというかで、しっくりくる。ネタ自体はもうどうでもいゝんだけど、なんだろうな?、おそらくアニメ視聴者は驚きのことで一杯なんだと思う。おそらく深夜アニメがタイムリーに見られない層はあるあると思うこともあるだろうが、深夜アニメが見られる層はほたるんと同じ感覚なんだろうなという気がする。いやまぁさすがにスーパーが一切なくて、今回のような青空市の利用しかできないって経験は自分にはないけど。しかし、基本自給があたりまえで足りないものはあゝゆう形で融通しあうってのはなるほどなという気がする。現金はあったら便利なのは確かだけど、できるだけ使わない生活のほうがありうべき形なんだと思う。むしろ現金でしか生きていく手段がないというのは、現金にこき使われる羽目になるわけで、まぁ現代ではそうしなくちゃならないように追い詰められてしまっているんだけどなぁ。
 本作の面白いところは、エピソードゝしてはありきたりなんだけど、そういう背景を考えさせられるようにどうやら作られているってところだわな。萌え描写で視聴者を満足させてやろうっていうのだけだったら朝飯の場面なんて入れないはずなんだよね。そこにはやっぱり原作とかスタッフとかの意図があるわけで。