たまこまーけっと 第9話

 いや、本当に曲が似てないという。
 今日は喫茶店でレコードは聴かないのかな?と思っていたら、そうきましたか。自分もてっきり該当するレコードがあるのかと思ってたら自作とはね。
 冒頭で父の恋を描き、あんこのと対比させるのかと思ったら、そう事を単純に運ばないあたりなかなかですわな。というより、萌えアニメの大半がどっかで見たようなエピソードの継ぎはぎだったりするのだが、この作品はそういうのを極力排除しているというか。かといって、神経質なまでにオリジナリティを追求しているわけでもないし、ある意味ドラマティックではない…物語上のミッションがわかりづらい。
 いやまぁもう地域コミュニティとしての構造とかそういうのがこの時点でかなりあやふやになっているというか、むしろ意図的にそうしている感じかな。もちつきの動作がチョイのいう大地の踊りと関連付けられているとか、柚季との別れにつきたてのモチを送ることにどんな意味づけがあるのかとか、まぁいろいろ仕込まれていることはあるんだけど、素直に見ればフツーに恋愛モノになっているという。