リトルバスターズ! 第37話

 ついに明かされた真実。
 うーん、なんか神ないの3年4組と被っていて自分の視聴タイミングのよさにあきれ返る。誰かゞ死んで、それを神ないはなかったことにし、この作品は主人公を成長させるため、でもどちらも同じ日常を繰り返すという。しかし、なんか1期のサブヒロインズのトラブルシュートがどう主人公を成長させるのかよくわかんないな。こゝまで視聴すると、サブヒロインズも己の未練を解消するために主人公を成長させるプランに同調したという風に解釈でき、それはそれで別にまずくはないんだが、なんかごった煮的な理屈付けがグダグダ感を催すというか。っつーか、恭介だけが3年生で、他は2年生なのになぜ恭介もろとも修学旅行の事故で物故してしまうのか。
 まぁぼんやり考えていたんだけど、この作品は1期からして象徴的に語られていたので、修学旅行の事故が何のメタファーなのか、人を心理的に支えることが強さになるというその概念の大元とは何か、まさか本当に事故で生き残った人物のPTSDをどう考えるかという具体的ではあるが個人的な問題に卑小化されるものなのかちょっとなぁ。原作自体は10年選手なんだけど、アニメ自体は3.11後*1だから、そういうのも含んでいるのだろうかと思わなくもないし。
 今回のヒキからして、次回からは止まっていた時間が動き出すはずなので、なんかこの作品で一番次が楽しみという状態になっている。

*1:事故は不可抗力で誰の責任でもないと言っていたし。