電子機器類その後

 つい最近、ヘッドフォンケーブルを自作のものに変えたのと、カセットデッキ用mp3プレーヤーを新調したので、その経過を。
 ヘッドフォンケーブルは結構音質の改善が感じられた。正直ケーブルで音が変わるのはオカルトっぽくて信じられないんだけど、ケーブルを変えてから「オヤ?、ちょっと前と違うぞ」と意識することが結構ある。まぁ証明するための測定機器なんぞ持っていないので、あくまで個人の感覚ということで。
 違いが自分的に感じられるのが左右の分離。いわゆるチャンネルセパレーションってやつだ。音源の段階でそうなっているんだろうけど、ある音が右側もしくは左側だけから聞こえてくるという感じが結構ある。片方だけから聞こえてくるもんだから、もう片方が死んだかな?と勘違いしてしまうのだ。
 K701だと右信号右アース左信号左アースの4本構成だったりするのだが、今回の自作ケーブルは2芯シールドの計3本構成だ。理屈で考えると左右のアースを共通に取っている自作ケーブルのほうがチャンネルセパレーションでは不利なはずなんだが、何でだろ?。だいたい自分の使ったケーブルはスピーカー用のであって、小信号用のものでもない。一本で1チャンネル分であって、2チャンネル使うものでもないのだ。左右の信号線の各々をシールドしているんじゃなくて、左右の信号線全体をシールドしているので、左右の信号線で干渉しあってもおかしくないんだけどね。まぁもともと4本構成の純正ケーブルだって左右の信号線が隣り合っているんで干渉してもおかしくない。シールドというのは確かに強みなんだけど、あくまで外部のノイズの影響を避けるもしくは内部の信号を外部に放出しないという役割なんで、隣り合っている信号同士の分離を良くするなんて機能はないんだよね。まぁ自分でも理屈に合わなくて不思議に思っているぐらいなんで、ご存知の方がいればご教授いたゞきたい。
 あと、ヘッドフォンのつけはずしの繰り返しでケーブルがねじれてしまう問題も、ケーブルが太くてねじれが酷くなると装着がし難くなるので、ねじれ過ぎる問題は解消しそう。
 mp3プレーヤー、FFもREWも効かない、曲の先送りとかはリモコンでっていうのは前にも述べたとおり。リモコンなしで先送りしたいんだったら、プレーヤーを取り出し、電源はONのまゝ、本体の先送りボタンを押すしかない。電源ONのまゝだと、再生しぱなっしで甚だ使い勝手が悪い。プレーヤーを給電ケーブルを差したまゝ運用するのはかなり不便なことがわかった。まぁ逆にリモコンがなかった前の仕様に比べると、リモコン併用ならば現行のmp3プレーヤーのほうが使い勝手が良いんだろうけどね。やっぱサンコーで昨年11月下旬に売ってたやつのほうが、シガーソケット給電で使うには最善といったところか。