TAPE PLAYER 比較してみる

 折角だからと古いのと今回購入した新しいのを比較してみることにした。

 もう笑ってしまうぐらい同じデザイン。新しいほうが字がちょっと太いぐらい。よく見てみると端子が一つ増えている。これがリモコンの受光部にあたるらしい。

 これがその裏。デザインに変わりがない。ヘッドに当たる信号送出部を撮影してみたが、ちょっとわかりにくい。いちおうその部分に違いは見当たらない。

 左が古いやつ。再生時はLEDが赤のみ。もちろん電源はONだ。右が新しいやつで、一時停止をしている段階。充電時もこのように赤と青のLEDが両方灯る。もちろん電源はON。ちなみに古いやつは自動車中で電源OFFにしてゝも、シガーソケットから充電しているときには両方のLEDが灯る。

 ネジを外して内部を見てみた。ネジはヘッド部分にある細い木ネジ2本と四隅の太めの木ネジ4本の計6本で止まっている。木ネジなんで、ねじ切ってしまうのに注意。内部が新しいほうが簡素化されている。外装に変化はなくとも基板がごっそり別物っていった感じだ。そうそう、このmp3カセットアダプタなんだけど、全く操作できないんじゃなくて、カーオーディオのFFやREWボタンで一曲ずつ早送り巻き戻しができる。古いやつだと、このFFやREWボタンでも送るのか戻すのかデタラメになるので困っていたのだ。新しいやつはそういうことがないのを祈りたい。
 古いやつはやはり調子が悪いのだと思う。電源ボタンで電源が入らなかったりするし、イヤフォン端子の接触も悪い。かといってこうやって分解してもいじる部分自体が少ないので、どうすればよいものやら。USB端子とUSBケーブル直結でケーブルの付け替えの手間を省くつもりだったんだが、電源のON-OFFもしなくちゃならないし、わざわざ再生ボタンを押す必要がありそうで、そのたびにカセットをカーオーディオから取り出すんだったら、なんか手間は一緒だなと思って、この古いのを改造するのを諦めることにした。ちなみに古いヤツはリモコンの操作を受け付けてくれない。そりゃ受光部がないんだからあたりまえか。
 本当はコレ、
【公式】サンコーレアモノショップ |【MP3内蔵カセットアダプター】販売ページ 魚拓
 が欲しかったんだよね。持ち歩いてイヤフォンで使用するって用途は要らないので、カーオーディオにほうりっ放し、電源ケーブルシガーソケットに差しっぱなしで、mp3を聴きたいときにはカセットを放り込み、ラジオを聴きたいときにはカセットを取り出すという操作だけで済ませたかったのだ。しかし、このサンコーの、去年の11月に発売で、半年も経たないうちに在庫切れ、再入荷の予定なしってのは酷いな。ネットで検索をかけても、見当たるのは今回買ったタイプのヤツばっかで、サンコーのこれは蟻特急もDXにもなかった。というか世界中のショップで販売しているところが卸売り以外にない。
 しかしなんだね、カーオーディオにはCDプレーヤーはあるんだけど、CDじゃぁWavしか受け付けてくれないし、普通の3〜4分の楽曲だと40MBぐらい場所をとるので、せいぜい20曲前後しか入らない。焼くのもめんどい。MP3なら320kbpsでもファイルサイズは4分の1になるし、2Gのメモリでも200曲は入る。800分だとすると、12時間以上は入るので、実質これで足りなくなることはない。曲が多くなりすぎると、どうせ選曲操作がめんどくさくなるだけだし、手動で入れ替えするとか、SDカードを数種類用意して分類でもしとけばいゝだろう。でもなんつーか、もうそんなコストもかゝらないんだから、SDカードかUSBメモリを差したらその中のmp3を再生してくれるようなカーオーディオにしてくれゝばいゝんだよ。でもアレか、軽トラとかの商用車は簡素なラジオとカセットプレーヤーしか装備されないのか。そういうのはmp3を聴きたいとも思わないだろうから、カーオーディオにデフォルトで仕込んでおくのはコストからすると無駄になるのか。難しいもんだね。
 しかし、なんつーか、月曜から相撲中継がなくなるんで、アニソンよりラジオのニュースを聞くことになるんだよね〜。なにやってんだかといったところだが。さて、こうなると予備にもう数個買っとくほうがよいのかな。こういうアイテムはスグに市場から払底すると思って、もう一つ買ってたんだけど、新しいほうが機能も豊富で安いや。まさか生き残るとは思っていなかったんだけどね。