ファンヒーターのお手入れ

 今日帰宅してファンヒーターのスイッチを押してみたが、白煙(霧状の灯油)を噴き出すばかりだったので、分解して様子を見てみた。
 参考にしたサイトさんのページは
 コロナファンヒーター点火せず ( その他趣味 ) - 裏パグ王 - Yahoo!ブログ 魚拓
 コロナファンヒーター点火せず 2台目 ( その他趣味 ) - 裏パグ王 - Yahoo!ブログ 魚拓

 実はこのページを見てあまりの煩雑そうな手順にウゲっとなったのだが、買いなおしも修理に出すのも癪なのでえいやっとねじ回しを手に取った。前面パネルを取り外すのは簡単だったのだが、燃焼室が目的地なので、そのため前面のはおろか、側面・背面、それから燃焼室を取り囲む金属カヴァーを取り外してようやくご対面。点火プラグを見ると予想したとおりなんか白い付着物が着いていたのでプラグごと取り外そうと触ってみると、その付着物が取れた。プラグの金属部分はやすりで磨きたかったのだが、手で取り外そうと引っ張ってみるがなかなか取れそうにない。どうも点火プラグを固定している金具があり、そのねじを外すのがめんどくさそうなのであきらめてマイナスドライヴァでちょこちょここそげ落として掃除とした。あとは組み直し。なんか年をとったせいか分解手順を覚えていなかった。いちおう余ったねじなどはなかったので良しとしてスイッチを入れると無事点火。また点火プラグが汚れるまで2〜3年は持つと思われる。
 しかしなんだな。点火プラグの汚れとか割とよくある経年変化だと思うんだが、簡単にその部分にアクセスできるようなつくりになっていないのが癪だ。これでファンヒーターが壊れたと思い込んで買いなおすという層をあてこんでいるのかもしれないな。実家にあったアラジンの石油ストーヴなんかは構造が簡単で芯の取替えぐらいだったから、あんなのが良心的だと…というかあれが普通だと思うんだが。が、部品が全体の強度に関連するような作りなので、分解組み立ては煩雑にならざるを得ないんだろう。個々の構造体は材質が薄くなっており、材料代の倹約もしているようだし、部品と部品をねじ止めして強度が確保されるというのがよくわかった。まぁ安くない買い物だったケド。
 検索してみると、今日は - カタログ落ち 6年前に買いなおしていたヤツだ。前のも点火部分がイカれたと書いてあった。今回のエラーはE0。まぁ複雑とはいっても小一時間でなんとかなる修理なのでありがたかったといえばありがたい。余計なカネも払わずにすんだし。