アクセル・ワールド 第4話

 燃える!。
 第4話にしてこの展開かぁ。説明台詞が多いせいもあるんだけど、普通だったら1クールもので折り返し地点で配置するシチュだと思うんで、なんという速さだと思わざるを得ない。これもバーストリンクの効果か。
 まぁ不謹慎なんだけど現実世界での加速にはワロタ。レヴェル9でないと発動させることができないというのも「なんだよ、ソレ」といった後付け感が強い。見ている最中は激情に流されてしまうんだけど、後から考えてみるとハルユキを助けるための加速中の黒雪姫の台詞は余計だと思ってしまう。あそこで説明口調でなく、エモーショナルな台詞であっても余分だなぁ。でも確かにあそこを無言で流しても間が抜けちゃうし、おそらく視聴者に向けてあの時間をどう乗り切ればよいのかを考えるとベストの選択なんだろう。よくよく考えてみれば黒雪姫も無事であっても良いはずで、いやまぁあぁなったからには現実社会の加速には時間なり行動制限があったと推測せざるを得ないんだが、なんという筋立てというか設定なんだと、後からではあるんだがちょっとヒき気味になっちゃうね。
 さて、物語の構造的にはなかなかこれだけの要素をこの1話に詰め込んできたなぁと感心せざるを得ない。王たるべき者の資質と過程、想いが人を強くするとか、貸し借り関係の提示。主人公の成長と、一つ一つ説明するとウザいと思うのでしないが、かなり盛り上がった。