ちはやふる 第18話

 何気に奏担当回。
 千早のA級対戦と成長、そして部員の成長。総花的でなかなか。かるた歴35年とは年季が入っている。自分も今の年になって思うんだけど、若いときに生涯楽しめる趣味に出会えるって、かなり運がいゝと思うようになった。若いときはわりかし子供っぽい趣味の虜になってしまうんだけど、後々続かないともったいないんだよね。小さいときは盆栽とか相手にしてなかったけど、よくよく考えたら年取ってからハマっても、盆栽の作り上げって年数かゝるからヘンな話トコトン楽しむためには時間との勝負になる。
 まぁそれはともかく、話的にはいつも通り1話に問題提起と解決、登り調子が詰め込まれて飽きない。ようやく千早の躓きが…とも思ったんだけど、鬱屈した思いはスグに蒸発してしまって後味さっぱりしてしまった。自分的には2〜3話使ってキャラを挫折させて復活させるという流れを見てみたいんだけど、これもいつも言っている通り、尺を考えたらできないことであろうし、今更泥沼展開だと違和感が生じてしまうかもしれない。ま、新と太一あたりが千早を取り合うあたりでドロドロさせてくるかもしれないので、そこらへんは楽しみに待ってろってことなんだろうか。