咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A 第4話

 轟八千代がいたぞ。
 1回戦もダイジェスト風味。というか、オモロイのは玄の手筋だけは明らかにしてるんだが、主人公の穏乃と憧のはまだ隠してるんだよな。4日目までゞ16校に絞られ、2回戦この5日めで8→4ということは、2日かけて8校に絞られ、準決勝は恐らく1日で8校から4校になり、決勝戦でベスト1を決めるってことなのかな。
 Wikipediaだかなんかで、この阿知賀編が準決勝までってのを目にしていたので、準決で咲姉の高校と当たるというのを見て、そこで負けるんかなと思っていたのだが、上記の勝ち残りだと咲姉校1位阿知賀2位で、清澄と決勝戦をするという流れにも出来ちゃうんだろうな。阿知賀編はサイドストーリーだし、咲本編からすると咲と咲姉との確執、もしくは咲と和の繋がりがメインなので、阿知賀は準決で退場が順当のように思ってしまう。なにより和の阿知賀との対戦動機が描かれてないしな。
 さて、今話なんだが、玄の手筋を明らかにして、彼女の弱点をさらけ出すことによって2番手もしくは3番手の花道を作ってるんだろうな。玄姉?、灼?。まぁドラ目当ての打ち筋だと基本運でしかないから、玄は導入部にしか使われないんだろう。どう考えても「苦境を乗り越えるのはその組織の努力の仕方による」ってのが提示されるべきだろうし。組織論的には目新しいところは見当たらず。まぁ数話かけて説明が終わってようやく本番が始まったところだから、次回あたりから試練→超克の熱い展開が始まるんだろう。
 しかしなんだな。第2話のときはバランスがよいと思っていたのだが、前話、今話と@悠木碧が安定しないな。感情表現自体は悪くないんだが、声が違っちゃってるというか。今回はまるっきり少年声のように聞こえてしまった。本作はとにかく声優が豪華なんで、アフレコ現場では緊張しまくってるんだろうか。周囲はウソと思うほどヴェテラン揃いか、若手でもヒロイン級のが多いしな。悠木碧自身も若手といえども芸幅の広い実力派なんで、なんか心配になってしまうというか。