モーレツ宇宙海賊 第3話

 プリフライトチェックはやったんじゃなかったのか。
 まぁ戦車・飛行機なんて使っただけで壊れるって代物だから、宇宙船もさもありなんってところだが。電子戦がイマイチよくわかんなかったが、茉莉香が海賊船長候補だってんだから、それに関連しているのかも。しかし、ドック入り中にブレーカーを落とすほどの消費電力なんだったら、航海中に電子戦を仕掛けられたらどうなるんだろうな?。
 なんかもっと早く海賊稼業に移行するのかと思っていたら、のたのた高校生活を続けるのな。でもまぁスグに海賊になるんだったら女子高生設定は要らないし、かといって普通の高校生活を描写していて突然海賊話が降ってくるのも唐突なんだと考えると、ベストの選択なんだろう。
 でもなんだな、今回は割と静かな進行だったな。電子戦が肩透かしだったのもあるけど、たぶん航海中にドタバタが起きるという前提だとインターミッション的なお話のような。で、いったん宇宙を眺めさせるのって笹本祐一が好みそうなシチュ。船外作業中、各人に命綱がなかったのは宇宙船から離脱しそうになると捕捉するシステムでも組んでいるんだろうな。しかし移動に際して宇宙船外殻を蹴って移動するのは無重力だから宇宙船から遠ざかるようになってしまうんで、なんかリアリティを欠くような。なんか大抵のSFだと靴と外殻が磁力で引き合う仕組みが設定としてあったりするんだけど、そういうのでもなさそうだし。
 主人公のペア組みとしては地上ではマミ、宇宙ではチアキのようなんだが、マミをどう動かすんだろ?。なんか使い勝手が悪いような気がしないでもないが。