いや〜、そこそこ読んでしまってますよ。人類は衰退しました。

 なんていったらよいのか、ほのぼのしていながら、波乱の展開がないわけでもなく、でも精神的な緊張が掻き立てられるってわけでもない。でも時々大笑いするようなことがあって、あなどれん。まえにもカリカチュアとか言ったのだが、巻が進むにつれそういうのを意識しなくなるな。読んで面白いというほどでもないんだが、かといってつまらないってわけでもなく。
 妖精さんのツッコみ台詞が結構面白い。まぁそれだけ取り出せばグダグダなんだが、今日職場で妖精さん的ツッコみをしようかと思ったら、なかなか出ないのな。「わたし」の語彙もそうなんだが、結構深い教養と知識が必要で、しかも場に合わせるのは慣れないと難しそう。ひらがなでかいてあるから子供の会話を意識しているのかとも思ってたんだけど、全然見当違い。要するに知性の無駄遣いを表現しているらしい。
 そうやって考えていると、アニメはどう表現するのか、声優の演技も含めて凄く興味が湧いてきた。たしかに実写は無理だし、アニメならではの作品なんだろう。なんか原作を何度か読み返しそう。