バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫)も読了

 続けてこの第8巻も読了。前巻あたりから瑞希がのしあがってきて、ついに父母の危機により彼女が明久と同棲することで一歩も二歩も距離を詰めてきた。が、基本奥手キャラなので、美波に比べて前に出る要素がちょっと足りない。いや、イケイケドンドンキャラになられても困るのではありますが。
 今回はCクラスとの試召戦争なのに、なぜか明久も雄二もCクラスからもFクラスからも追いかけられる羽目になってしまい、ドタバタ度が極まりない。混乱した状況でありながら読者の頭が混乱するってこともなく、いろいろはっちゃけていて面白くはあったのだが、どうもごちゃごちゃした感じが今一なところでもあった。
 美波を上げてきたところに瑞希も上昇していよいよ明久をめぐる争奪戦に向けて盛り上がってきたところ。たゞ、密林の第10巻レヴューを見ると拍子抜けってのが多かったから、作者の中ではそろそろ話を閉じる算段でもしてるのかなと思ってみたり。いやまだ第10巻は買ってませんけど。
 しかしラノベってホント1時間ほどで読めちゃうのな。細かな時間を計ったわけでもないけど、大体そのくらいで読んじゃってる。せっかくまったりした時間を出来るだけ楽しみたかったんだけど、堪能するってことができないんかね?、自分は。