夏目友人帳 参 第11話

 鏡の欠片、偏在してたな。
 前回からの〆。プールでは多軌に水着になって欲しいところだったが、どうも秋っぽいんだな。それとも腐女子向けには夏目・田沼が水着になるべきところか。
 友人には包み隠さずなんでも話すべきという浅い結論にするのかと思ったが、さすがそうしてこなかったわな。大人になればなるほどそう打ち明けることもなくなってくるわけで、夏目達の年齢だったら確かにこういうことで思い悩んでもよさそう。というか苦しんでいたらその支えになりたいとまで思うような友人関係になるまでが大変なんだよな。むしろ夏目達のような例が稀有なのであって、そんなにたいした人物でも、関係性でもないのに、やれぶちまけ話とかでドロドロになるのがオチってのが多いんじゃなかろうか。
 田沼に取り付いた妖の姿に涙するのだけども、なんだろうな?、自分もこの歳になって思うんだが、仕事上の同僚って結構運命共同体的繋がりになりそうで、あそこまでの関係になるってのはほとんどないな。むしろ大学までの友人があれほどでなくても近いという感じか。大学の時にも誰かに聞いた(たぶん大学の教官だったと思う)が、最終学歴の友人関係が一生の繋がりになるって言ってたな。もちろん大学時の友人っていっても卒業以来何の連絡も取らなければそれっきりなんだが、なるほどゝ思う次第。そういうのを念頭に置くと、こういうテキストを中高生に見せておくのは確かに悪くないなと思った次第。まぁ仕事を持ってたらなかなかあそこまで力を尽くせないけどな…。
 実は第7話をすっ飛ばしていたことに気付いた。エントリーのナンバー打ちを訂正しておきました。憶えてたら次回はその視聴になる予定。こうやって記述しとけば忘れにくいだろう。