職場でふと思いついたのでメモ。

 自分でもなにやってんだ?とは思ったが、最近結構頭に浮かんでしまうと10分ほど頭を離れないイシューなんてものがある。まぁこのはてブもチラ裏というか個人的メモということで勘弁願いたい。
 なんで中国旅行のことが浮かんだのか謎ではあるのだが、そういや中国で映画はどうなってんだろと思いついたのだ。自分が中国で映画を見たのが10年ほど前、たしか荊州だったっけ?、確か潜水艦モノだったと思うんだが、それを入れ換え式の映画館で見た記憶がある。で、桂林を中心に旅行した時に、そういや映画館って一軒陽朔で閉鎖してロックアウトされた姿の建物しか見なかったな…と思い出したのだ。もちろんこの前の旅行でも、内陸部の娯楽の無いようなところでも街の中心部には無かったよなと思いつく。いや、もちろん自分が見つけられなかったゞけで、実はあったのかもしれないのだが、いや目にしなかったという事はやっぱり駆逐されちゃったんじゃない?という風に思ったのだ。
 代わりにといってはなんだが、街中にはネカフェがたくさん出来ていたし、そのネカフェでちょっとした映像作品を試聴することもできるので、それがとってかわったのかなと。いやね、だとしたら、むしろ日本は映画館ってのがよく生き残ってるな…さらに言えば邦画がよく生き残ってるな…と感心してしまったのだ。もちろん中国でも映画がつくられないことはないのだろうが、きっとものすごい勢いで映画館ってモノが払底したんだなという事実が結構衝撃ではあるのだ。
 たぶん映画館自体は戦前からあったと思うのだ。それが改革開放後の中国でも市民の娯楽として生き残っていたはずなのだ。自分が学生の頃の地球の歩き方中国編には、中国では映画がポピュラーだから是非体験してみようなんて記事があったと思う。それがたぶんこの10年で絶滅に近い形で無くなったんじゃないかという気がしてならないのだ。あれだけ人口が多い中国ですら、こうあっさりと切り捨てられるってのがね、なんかもう無常を感じずにはいられないというか。
 ま、なんか結論があるってわけでもなく、たゞ、気がついてしまったなということで。いや、もしかすると生き残っているのかもしれないが。