フリージング 第10話

 いや、ぶっとばされて服が脱げなくてもいゝから。
 ノヴァいきなり本拠地に襲来するの巻。聖骸とかあと数話という段階ではもうどうでもいゝって感じだな。実は自分はカズヤの姉の聖痕を持つものを目当てにノヴァは行動しているのかと思っていた。
 っつーか、サテライザー達がいる世界がどういうものなのか?がよく見えてこないな。学園がいじめの横行する社会で、それは現代社会のメタファーなのかと思っていたんだけど、そういうもんでもないようだし、学園外の世界もあまり描かれないので、彼女たちの守ろうとしている世界が守られるべき価値があるのかないのかもよくわかんないな。ノヴァが酷薄な世界の象徴かとも思ったんだけど、そうでもないっぽい。ノヴァを生み出したのは人間自身って構造も今のところ考えにくい。
 というわけで、この危機的状況がサテライザーとカズヤを燃え上がらせるシチュエーションになっているか?と言われると、それもまた違う感じだ。だが、「私は姉の代わりなの?」とカズヤに問うサテラは可愛い。否定してもらいたい気がマンマンだよ。フツーだったら(いや、なにがフツーかどうかは人それぞれというしかないが)、口に出しもしないでプンスカだろ。そういやサテライザーってツンデレだったよな、と今思い出したよ。