そふてにっ 第6話

 いや、キミ達、中学生だろ。
 千歳はやっぱりお笑い要員だったという衝撃。その他はなんか青春してたなぁ。いや、千歳が青春してなかったわけではないんだけど。
 実は視聴前はちょっと飽きてきたかなと思ったのだが、怒涛の展開で心を鷲掴み。R・田中一郎が最初のセットでリターンを返すとき、バックハンドじゃなくてあくまでフォアで打っていたのにも衝撃。どこまで本気の描写なのか判断がつかないな。
 まだギャグ要素を散漫に放り投げている感じがして、どうにも流れが掴めないな。というか流れの散逸ぶりは原作もそうなんじゃないかと想像したりする。おかげで千歳や来栖がいつ外してくるかという期待感も生まれてそうそう悪くもないんだが。でもせっかくだから彼女たちの青春ぶりを存分に堪能したい自分もいて、なんとも難しいな。コテコテの青春モノだと、これまた飽きるしな。
 今さらながら振り返ってみると、やっぱり海外向けへの配慮が感じられる。明日菜・琴音の日本文化紹介キャラと、千歳・来栖・エリの多文化許容キャラのコンビネーションってのはよく出来ているよな。ミッシーが熱血タイプでないのも、現在の日本ではあまりウけないってのもあるけど、基本海外だと熱血タイプの学園ドラマって需要なさそうだからってのもあるのかも…ってまぁ原作がそうだからってのが第一の理由ではあるが。
 しかし、面白くないわけではないんだけど大化けするって予感はあまり湧かないなぁ。