いや、だから、もう空き菅は黙ってろよ。

 菅首相、中村幸一郎審議官を更迭 蓮舫節電大臣は計画停電に「初めての事なので」とパニック 魚拓
 まぁ、この記事自体は古いんだが。

地震発生から菅政権は混乱の度合いを深めていった。地震発生翌日の3月12日夜、原発より先に暴発したのは、菅直人首相だった。

その日、経済産業省原子力安全・保安院中村幸一郎・審議官が、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と記者会見で明らかにした。ところが、菅首相中村幸一郎審議官の“更迭”を命じた。

菅首相と枝野官房長官は、中村審議官が国民に不安を与えたと問題視し、もう会見させるなといってきた」(経産省幹部)

さらに状況が悪化すると、菅政権は人事で目くらましを図った。

13日になって蓮舫・行政刷新相に「節電啓発担当大臣」を兼務させ、辻元清美・代議士を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命した。しかし、その前日に枝野長官は災害ボランティアについて、「二次被害や交通混雑で救援に遅れが生じる」として「今は不要」と表明している。おまけに仙谷由人民主党代表代行を官房副長官として官邸に呼び戻すなど、行き当たりばったりは明らかだ。

にわか節電大臣の蓮舫氏は、東電の計画停電で大混乱を招くと、「初めてのことなので」と、阪神・淡路大震災の時の村山首相と同じセリフを吐いた。自分自身がパニックに陥り、“啓発力”を発揮することは一度もなかった。

こんなこともあった。東電に計画停電の説明を要求した仙谷氏は、「ご不明な点はカスタマー・センターまで」とFAXで回答が来ると、「俺を誰だと思っているんだ」と激怒。岡田克也・幹事長は、この危機を予算通過、統一地方選の延期、さらにはマニフェスト撤回に利用しようとした。


 いやね、中村審議官って、むしろ隠ぺい工作などせず正確な情報を伝えようとしてくれたわけだろ。で、その後の政府の対応を見ると避難勧告は遅かったわけだしな。心配ないといった空き菅の対応こそ間違っていたわけで、これなんの逆ギレなのか。上層部とか管理職とか情報を全部抱え込んで、自分に都合の良いように暴露したり秘匿したりと、やりたい放題だよな。そんでもってその判断を間違うという。
 あのな、普段から隠し事などせず基本情報はいろんな部署で共有すべきなんだよ。国民に対しても極力明かすところは明かす。でも特権階級が私腹を肥やすために自分に有利な情報を抱え込んでしまっているから、普段国民は情報に触れずにいるわけだ。触れずにいれば情報を処理する能力は衰えるし、基本情報が流れてこなければ、それは「隠されているのではなく、そもそもない」と判断してしまう。ところが非常事態になり、急に大量の情報が流れてくると、ビックリもするし、処理能力が追いつかないということになる。普段から隠し事などせず、あたりまえに情報を流していれば、こんなときにパニックになることもない。情報に対する心構えが出来ていれば割と正しく判断できるものだ。正しく判断できれば行動も適切に行える。子供じゃないんだから、必要な情報は隠さず普段から流しとけよと。まぁ自民盗時代に比べて民主政権になった現在のほうがより情報が流れてくるようになったのは素直に喜ぶべきだとは思う。
 参院予算委 「津波の認識誤った」首相、視察批判には反論 魚拓

東日本大震災の影響で東京電力福島第1原発を襲った津波について「(原発設置)当時の津波に対する認識が大きく間違っていたのは否定しようがない」と述べ、

 要するに原発対応がまずかったのではなく、設置当時の認識のせいと、責任逃れ。あ、でもしかし国会なら黙ってるわけにもいかないよな。