あがり役は飜数がしょぼいのに、よりによって確率の低いものばかり。
狙ってやったのならまさに玄人好みではあるんだが。咲の嶺上開花もありえない役だが、海底撈月もありえん役だよな。最後のツモ牌でなくとも捨て牌アガリの河底撈月も役としてはアリではあるが、さすがに現物でおりるだろうし。
しかし、加治木がキャプテンかと思っていたが、違っていたとは。振り返ってみれば、桃子入部前の部室では確かに蒲原が上座に位置しているわな。となると、蒲原のリーダーとしてのあり方、そして軍師というか参謀というかとしての加治木としてのあり方を考えねばならないのか。といっても、加治木は軍師とか参謀とかいうよりも、部下と苦楽をともにする前線指揮官のような気がするな。そして蒲原は統括といったらよいのか。蒲原＝マネジャー（いわゆるマネジメントとしての）、加治木＝リーダーといった区分けか。蒲原は見かけなにもしていないように見えるが、実際には調整役として縁の下を支えているようにも見える。
衣はなんつーかね。正直咲と同じようにゲテモノにしか見えない。で、咲なんだが、搶槓ですっかり息を潜めている模様。超絶的強さを示さないところを見て安心。ま、咲の代わりを衣が務めているだけなんだが。飜数の多い手役のオンパレードじゃなくてよかったよ。
でも結局麻雀に深く突っ込むことになっちまったな。
