口蹄疫あれこれ。

 時間が経つごとに、この問題って宮崎の一部の畜農家の構ってちゃん風ゴネなんじゃね?と思えてくる今日この頃。もうめんどくさいので魚拓は無し。
 「普段の下痢」…宮崎県が口蹄疫発生見逃し

 宮崎県内で被害が拡大している口蹄疫を巡って、農林水産省が最初の感染疑い例を確認した3週間前の3月下旬、同県家畜保健衛生所が、感染した水牛を診察しながら発生を見逃していたことがわかった。

 あ〜ぁ、やっちゃったって感じだ。
 宮崎県の口蹄疫で牛や豚が殺処分されてる問題だけど、もともと人間が食べるために牛や豚を育て、肉の美味しくなる時期に屠殺場で殺し続けてきたことは何とも思ってない人たちが、「涙ながらに牛を殺した」とか「豚を殺した」という詭弁はやめて欲しい。
 今日の「おまい自分が何言ってるかわかってんのか」リスト・きっこ編

「お金にならないから」という理由での涙なら理解できますよ。私が「詭弁」だと言っているのは、これまでに数え切れないほどの牛や豚を殺してきた人たちが、今回だけは殺すことを「かわいそう」と言っているのが理解できないだけです。

 畜産農家や肉屋がカワイソウと、この発言を糾弾しているレスがあるのに驚いた。報道のされ方が既に動物愛護の立場から殺処分カワイソウって形態なのに、それを棚上げして農家・肉屋の気持ちを踏みにじって…という的外れな意見。引用文にある通り、こんな目にあって、これからの生活・経営をどうしよう?って報道のされ方だったら、誰も文句は言わないんだよな。で、農家もこういう言い方が世間一般の同情を買えるからって、マスゴミに語っちゃうワケだよ。昔流行った死ぬ死ぬ詐欺と構造が一緒。自分の子供が感染源になるからとか、自分の子供が感染して口蹄疫を持ち帰るかもしれないからとか心配して、学校に通わせることを躊躇う真剣な農家もいるんだから、黙ってるか、正直にカネくれといやぁいいのにな。
 【口蹄疫】フジテレビが畜産農家を無許可で撮影。新たな感染源になる可能性が 魚拓
 これだけは魚拓をとってみた。最後の辺の旬刊宮崎のコピーが重要。県が見逃していた口蹄疫にかゝった水牛って、この安愚楽牧場のものと思われる。
 東国原知事「寝てない!けんか売ってんのか!」 大荒れ記者会見
 うーん、正直自民党に擦り寄っていた東国原知事とか、いい印象を持ってないんだけど、産経が知事をあげつらうほど、彼に責任があるとも思えないがなぁ。だいたい県の担当部署が処理して、知事には報告してって段階を踏むだろ。知事に家畜伝染病の知識があるとも思えないしあるべきとも思わない。担当部署が知事にしか出来ないことを整理して伝え、知事はそれに応えるぐらいしかやる事はないだろ。当然農水大臣もそう。結局報道機関も現場を混乱させるような取材をしているし、風評被害を心配してかどうかはともかく報道を差し控えてたことが正解だったように思う。結局混乱の決定打になったのは、自民党が名を売るために勝手に対策本部をおったてゝ、民主党を非難し始めてからだよな。要するに自民党が農家の不幸を政局に利用したせい。自民党がタダの天災を人災に変えちゃった。