倒産件数、4年ぶり減少=金融円滑化法が寄与−09年度

 時事は魚拓がとれないらしい。それはともかく、亀井の中小企業救済法案のおかげで倒産件数が減少したらしい。

 民間信用調査機関の東京商工リサーチが8日発表した2009年度の全国企業倒産件数(負債額1000万円以上)は前年度比8.8%減の1万4732件と、4年ぶりに減少した。同社では「中小企業向け融資の返済猶予を促す中小企業金融円滑化法施行などの政策が効果を発揮したとみられる」(情報本部)としている。
 倒産件数を産業別でみると、情報通信、サービスが増加したものの、金融・保険が29.0%減となったのをはじめ10産業中8産業が減少した。
 原因別では、景気低迷やデフレを背景とする販売不振を受けた「不況型」倒産の割合が80.7%と、過去最高を記録した。
 一方、負債総額も49.1%減の7兆1367億円と半減。金融危機の影響で大型倒産が相次いだ08年度の反動が出た格好だ。(2010/04/08-13:09)