ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第5話

 なんかぼんやりしている話だな。
 兵三人が遠足で世界の果てを見に行くお話。が、あまり世界の果てというか、戦争の跡みたいなものはあまりなかったような。なんてことのないお話で、間があるといえば聞こえはいいのだが、そんなに会話で情報をてんこ盛りにしない割に、退屈しない。雰囲気アニメか?と思ってみても、情景的にじっくり見せるってほどでもないし、そうそう感動的ってほどでもないのに、なぜか視聴中に集中が途切れない。カナタなんかも、天真爛漫で誰にでも好かれそうって方向性だが、ちょっとオツムが弱いように見えるので、あざとらしさも感じないし、あまりにいい娘なんで見ているこっちまで清々しいって感じもしない。
 なんだろうな?。特筆すべき点があるってほどでもないんだけど、魅力的なんだよ。いいところがあって、言葉で表現できないのではなく、そもそもいいところに気付けないんだけど…。