トップをねらえ 第6話

 ほぼ全編白黒なのは、どう考えても予算不足だろ。
 アクセント効果って要素はわずか*1だと思う。まぁ元ネタはあるかないかわかんないにせよ、クライマックスへの流れはさすがに泣けた。ということで、どこまで真剣で、どこまでおふざけなんだかよくわからないアニメだったな。これが少々の借り物があったにせよオリジナルを極力目指したものだったら素直に視聴できたのだが、これも前知識を入れたが故の自分のミスなのか?。
 敵がなんのメタファーなのか気にさせないつくりなのかな。1988年っていったら、バブルの最中じゃんかと。今時の作品だと、大抵政権批判みたいなものが埋め込まれていたりするから、結構新鮮。60億の敵って台詞があるから、これは現在の地球の人口と同じで、敵と人類との倒置が行われていそうではあるが。まぁそこらへん、滅びるもんなら滅びてしまえって台詞もあったし。いや、やっぱりあの頃は幸せな時代だったんだなとつくづく。
 さて、この作品のどの要素が他の作品のパロディになっているかの元ネタをまとめたサイトを捜してみますか。見つかるかな?。

*1:いや、実はその効果を狙ったものらしい。鉛筆描きカットがあったから、てっきり予算か時間不足だとばかり。