ファイト一発!充電ちゃん!! 第6話

 終盤から次回予告のギャグの仕込みをするとは。
 ぷらぐが思い込みの激しさにまかせて無茶をする話。人の心を救うのはやはり人の心という課長のそれらしき言葉や、ぷらぐの精神力が物理的なものを凌駕する演出とか、いかにもぷらぐの行為が正しいことのように感じさせられる。が、勤め人の立場からすると今回は最初のアレスタや課長の判断のほうが正しいんじゃね?と思ってしまう。ぷらぐ達の所属するネオジム社ってのが、たびたび慈善団体ではないと強調されているのだが、じゃぁ、要充電対象者に充電する行為が慈善事業でなかったら、どんな意図があるのか?ってのがわかんないとな。
 今回の充電対象者の梶原健太がいじめがなくなったのに、なぜ勘違いしていじめ再開と思い込んだのか…について触れられていなかった。まぁぷらぐが見切った充電のタイミングは別に悪くは無いので、ここに立ち入る必要は確かにないんだけど、本来ならここがポイントだわな。ここに立ち入らずに充電だけしても大丈夫なのかと思ってしまうんだが、どうなんだろ?。はこねの巻や、受験生の巻、依緒乃の巻なんかでも、個人の事情に立ちいっていただろうに。いじめに関しては苛められるほうにも問題があるという地雷を踏んでしまう可能性があるわけで、立ち入らない判断は確かに正しいんだけどな。
 新型スーツが欠陥品ってのを課長をはじめ、関係者はわかっているっぽいな。ネオジム社もなんかドス黒い設定がありそう。今回のお涙頂戴部分には、たしかに泣かせてもらったのだが、それが見掛け倒しなんだという読みが間違っているのか心配ではある。白帽の少女といい、うさんくさい流れは確かにあるんだよな。エロ描写といい、やっぱり中高生向きじゃなくって、大人向きの作品と見てよろしいでしょうか?。