やっぱ人の死が軽いな。
沢村の明確化で俄然面白くなってきたな。語ることがかなり危ういんだが、そもそもそれが真意なのか、いや熱い部分も持っていて、しかし何を考えているのかわからない部分も大きくていい擾乱要員…というかラスボスなのか？。過去話にしても慶太の行動が、今までの鬱屈した思いをある程度納得させるような説明がなされていて腑に落ちる部分が多かった。
慶太の周辺が埋められてなんとも奥行きが出てきたんだけど、沢村との出会いがあったってのは後だしじゃんけんのような気がするわな。かといって沢村は彼の中では死んでしまっていたわけで、慶太自身の中では周辺で死んでいく人間の一人に過ぎなかったわけで、ここ一番の出しどころではあったわけなんですが。
