狼と香辛料II 第1話「狼とふとした亀裂」

 何が亀裂なのかよくわかんないな。
 いちゃいちゃ会話が健在と言えば健在なんだが、前作よりときめかないのは連休中も仕事だったからか。前作を視聴済みの視聴者とそうでないものの両方に配慮したつくりなのかどうかよくわかんないな。既視聴者向けのような気はするが。
 それっぽい雰囲気ではあるんだが、中世の商知識はけっこう無茶苦茶なので一々文句をつけてもしょうがないとはいえ、生簀で魚を取引するってのはちょっといただけないな。密度を上げれば水中の酸素があっという間に消費されて魚が死ぬので数稼げないし、だからこそ魚の量は少なめという描写であったが、それは商売として成り立つのか?。製氷装置が無かった時代ってことだろうから、氷をまぶすってのはできなかったろうが、商売として成り立つだけの流通・消費量があれば、魚河岸みたいな常設の取引場があるべきと思うんだが。
 釘のやりとりは結構面白かった。というか、ロレンスが地味な商材を扱うって設定がグー。気になったのはロレンスが空を見上げて何か考えていたこと。やっぱホロのことに思いをめぐらせていたんかね?。