んHK第一ラジオビジネス展望に藤原直哉が登場。

 普段から、インターネット放送局を聞いているので特に目新しいというわけではないのだが、かなり説得力があったように思った。与謝野が景気が回復したと宣言したのを大ウソと切って捨てていた。曰く、

  • 実は約10年前にも政府が「景気が回復した」とか言って、その直後倒産件数が最大の'97年を迎えた。
  • 世界中のどの国を見渡しても合衆国発の経済危機を好転させたところは皆無。
  • 合衆国の巨大な消費に支えられた経済にかわるものをまだどこも見つけていない。
  • どうもケインズ経済学も規制緩和(泥棒)経済学も役立たずであることが明らかになりつつあるらしい。

 ということだ。そういやケインズ経済が活躍したという事実は無いわな。ニューディール政策だって、別に失業率は20%台のまゝであって、ケインズ経済学が成功したという例ではないし、戦後の日本の経済復興だって、別にケインズ経済学のおかげではない。政府による財政出動が明確に経済を好転させたって話は確かに聞かない。
 なんつーか、与謝野家って、害悪を為す家系なのかね?。与謝野晶子だって、君死にたまふ…の作品で、いかにも反戦作家風のイメージだが、本人はいたって戦争賛成派だったっていうし、なんか立場がいかにも統一協会にべったりなカルト右翼と酷似してるんだよな。今のは別にウヨ的発言をしているわけでもないのだが、二言目には増税増税とうるさいし。自民党の害悪が明らかになったら、この人の運命はどうなるんだろうな?。
 解散の噂がかまびすしいけど、ホントにやるのかね?。植草とか佐藤優実刑を見てみると、とにかく自民党は出来る限り政権にしがみついて、反対派を弾圧するのに余念が無いようだが。上記のように、景気の二番底・三番底がまだ待っているから、破綻のぎりぎりまで待って、政権交代してから経済の底が抜けて、政敵のせいにするタイミングを計っているように思えるのだが。トンフルエンザだって自民党というよりは、欧米ユダヤの製薬会社のカネ儲けのためということが明らかになりつつあるし、なんか派手ではないけど、やっぱり特権階級に有利なように世の中が誘導されているわな。
 ところで、自民党は滅ぼされるべき。