一週間後にはこの国の行く末が決まっているわけだが。

 麻生の失言が止まらない。で、いくらなんでもこれはおかしいと思わざるを得ないのではなかろうか。麻生政権に交替して直後、いや、実はわざと麻生は自民党の評判を下げるために失言を繰り返しているのではなかろうかという可能性を考えつづけてきた。以前にも吉田茂自身が売国奴ではなかろうかというエントリー、なんか事態が変化しているような気が。 - カタログ落ちを挙げたのだが、そもそもサンフランシスコ条約の直後に、在日占領軍を以後駐留させつづける日本属国化条約、日米安保条約が取り交わされている。これは吉田茂もさすがに売国行為だと考えていたのだろう。
 だが、当時の日本が合衆国に歯向かう力も無く、飲まざるを得なかったということはあるかもしれない。ましてや当時は共産主義者特高警察(現在の東京地検特捜部の所業にあたる)が虐殺していた時代だ。中国と結んで親共国になれば、天皇の地位が危ない。なにしろ天皇は国民には死を強要したくせに、沖縄をやるから天皇制を維持してくれと、自分の保身を図るためにマッカーサーに嘆願したクズである。
 さて、合衆国のくびきから逃れるためには、もちろん合衆国の力が弱ったときがチャンスである。チャンスが到来したらちゃんと自民党は退場するようにと、麻生は吉田茂もしくは父親経由でその旨伝えられていたのかもしれない。
 自民党自身が合衆国に日本統治のエージェントとして設立された経緯があるわけで、まさか公然と叛旗を翻すわけにはいかない。ここは一つ合衆国の言うことを一生懸命聞いているフリをしながら、かつ合衆国傀儡政権である自民党の息の根を着実に止めなければならないわけだ。ここで、わざと負けているフリをするのもあからさま(いや、もうあからさまな状態になっているとは思うが)で避けねばならないのだが、なにしろ子鼠改革に騙されるB層がたくさんいる日本国民の民度を考えると、そうもいってられないところもあるだろう。
 まぁそんなわけで、1945年の敗戦以来、ようやく合衆国の占領状態から脱する機会を得たってトコなのかね?。仮に民主党政権になったとしても、その民主党自身に合衆国の息がかゝっていないとは言い切れないわけだし、占領軍が日本を去るのもずっと先のことだろう。郵政私物化によって既に合衆国に郵貯300兆のカネが流れてしまっているらしいが、ここは手切れ金として考えるべきなのか?。いや、別にあとで熨斗をつけて何倍にもして返してもらうのは当然だとは思う。なにしろ合衆国は過去日本を追いつめて領土を切り取った。もし合衆国がこれ以上は無いというほど弱った時に領土を切り取ったり、日本国民の贅沢な生活のために合衆国国民がワープア同様のこきつかわれようで、年間にたくさんの自殺者が出るほど追いつめられるとしても、それは合衆国が日本にかつて強いたこととして、当然の報いとして合衆国国民は喜んで受け入れてくれると思う。
 しかし、まぁこのような妄想が現実となるのかね?。今でも自民党は開票装置に細工をして不正の準備に暇が無いって情報も出回っているし、なにしろ選挙法違反を山ほど行っても警察はほとんど取締りをしていないらしい。ようやく数例報道に挙がる程度。吉田茂の遺言が実行されようとも、岸信介のような真の売国奴の子孫がこれまた利権維持に余念がないわけで、今も国旗コッキと喰えもしないものに血道を上げているらしい。