「政局より国際的役割優先」 首相、解散巡り表明

 【北京=島田学】麻生太郎首相は25日、アジア欧州会議(ASEM)首脳会合後に北京市内のホテルで記者会見し、衆院解散・総選挙の時期について「各国の話を聞き、国内的な政局より国際的な役割を優先する必要性の大きさを改めて感じた」と述べ、金融危機克服に向けた日本の役割を考慮して判断する考えを表明した。

 解散を見送れば、野党の攻勢で国会審議が行き詰まるとの見方があることには「永田町周辺では意識が出てくるのは当然なので、十分考慮しなければならない。色々なことを考えねばならない」と指摘。国会審議への影響なども視野に入れ、最終判断する考えを明らかにした。

 景気対策では追加経済対策で日本の内需を喚起する方針を示すとともに、各国も同様の取り組みが必要と主張。11月15日にワシントンで開かれる金融危機対応のための国際的な首脳会合に向け、デリバティブ金融派生商品)の世界的な監督体制の強化を提案する意向も示した。 (00:09)

 要するに、国内がいくら疲弊しようとも外国にカネをばら撒きますよということか。内需ってったって、主要な資源は輸入しないとやっていくことができないのが日本だ。カネを庶民に使わせますよってことなんかね?。日本の政治家が日本のことに見向きもしないで外国におべんちゃらばっかり。新聞社にこう書かれるんだから、やっぱ総理大臣の椅子にしがみつくだけなんだろうね。結局率先して政局争いをしているのは自民党じゃねぇか。